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南阿蘇農園のハーブ日記
ただの田舎じゃない熊本県・南阿蘇村。ココではじまったハーブ栽培の日記です。
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春を迎えて、南阿蘇の圃場で冬越ししたハーブも芽吹き始めました。カモミールは、日に日に成長し、ボリュームを増してします。冬の間、すっかり枯れていたエキナセアも芽吹いて緑の葉を覗かせています。これを掘り起こして株分けを行い、カモミールの隣の圃場に800苗程、移植をしました。エキナセアの株分けは、芽と根が出始めた今頃が適期です。5月にはカモミールの白と黄色、6月にはエキナセアのピンクの花が満開となり、圃場を彩ってくれると思います。

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「バイオ炭」とは、植物残渣等を材料として、生物の活性化及び環境の改善効果のある炭化物を指します。農園では、ハブ茶の原料に収穫したエビスグサの残渣を写真の様な無煙炭化器で燃やして炭をつくり、土作りに利用しています。アマゾン川の奇跡の土壌「テラ・プレタ」を紹介したいと思います。この土壌は、アマゾン川の先住民が作りだした土壌で、ここでは、多種・多様な作物栽培を無肥料で連作することが可能であり、その収量も多く、アマゾン川流域の森林を切り倒して焼き払う焼き畑農業により、砂漠化した不毛の土地が多い中にあって、幻の黄金郷ともいわれています。この土壌を分析すると有機物と炭と微生物が肥沃な土地を作り、数百年から数千年もの間、腐植(有機物等が微生物により分解されてできるフカフカの土)を維持しているとのことです。特にこの「バイオ炭」の含有量は、他の50培にもなり群を抜いているようです。この様な土壌を南阿蘇に再現するために行っている冬の炭作りは、農園の大切な作業の一つです。

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5月にカモミールの収穫を終えて、今月は、カレンジュラ、ブラックペパーミント、スペアミント及びローズゼラニウムの収穫を行っています。これを終えるとステビア、エキナセアを収穫し、7月には、ラベンダー、ローズマリー及び、ペパーミントの2回目の収穫等を予定し、収穫の最盛期を迎えています。採れたての南阿蘇産ハーブはハーブティーやエッセンシャルオイル等に加工します。
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6月の初めに播種してから3ヶ月が経ち、人の背丈を超える程に成長しました。
幼苗の頃、草取りに苦労をしたのがウソの様に雑草を抑えて我が物顔で圃場を埋めています。
レモングラスの収穫が終える10月中旬以降、収穫を始める予定です。

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ローズマリーは、農園のハーブの中で最も早く新しい芽を伸ばしましたが、レモンバーム、カモミール、ステビア、エキナセア、ぺパーミント等の収穫を終えて、ようやく収獲を迎えました。
今年新しく伸びた部分を約20cm程に刈り取り乾燥した後、葉の部分だけを選別し調味料等の原料に使います。
香りが強く、記憶力や集中力を高める作用がある他、細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから、若返りのハーブとも呼ばれています。
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Author:chi.chi
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